Once upon a time …
どぶ板通りとは?
どぶ板通りとは、京急汐入駅から米海軍ベースにかけての一帯の商店街のことを指します。正確には横須賀市本町という住所なのですが、ほとんどの地元の人が「どぶ板」という名前で呼び親しんでいます。
どぶ板通りの名前の由来ですが、もともと本町一帯は明治時代以降、帝国海軍の軍港街として栄えました。その頃、本町一帯の通り(現在のどぶ板通り)には道の中央にドブ川が流れていました。そのドブ川が人の往来やクルマの通行に邪魔なので、海軍工廠より厚い鉄板を提供してもらい、ドブ川に蓋をしたことから、いつの日からか「どぶ板通り」と呼ばれるようになり、現在でもその呼び名が定着しているのです。
第2次世界大戦後は、横須賀に駐留した米軍の街として栄えていきました。現在では時代の変化と共に市内、県内、県外から沢山の日本のお客様も訪れる商店街として全国的に知られるようになってきました。実にバラエティ豊富な業種が軒を連ねる、特色ある商店街でもあります。また、昔ながらの肖像画店、ミリタリーショップ、スーベニアショップ、外人バーやレストランなどもあり、日本とアメリカの雰囲気が融合する、日本の中でも独特な商店街でもあり、それがまたどぶ板通りの魅力であるとも言えます。
スカジャンデザインマンホール
この度、スカジャンがデザインされたマンホールが、スカジャン発祥地のどぶ板通り近くの歩道に設置されました。(令和5年7月15日)スカジャン柄デザイナー横地広海知氏のデザインで、青と白色を基調に、背中には日本列島を中心に東洋風の図柄として戦後米兵に人気があったタカ、トラ、竜、富士山の伝統的なデザインが施され、「YOKOSUKA」の文字が描かれています。どぶ板通りにおいでの際はぜひお立ち寄りください。
設置場所:横須賀市本町3丁目 33 番地(MIKASA CAFE前)
手形レリーフ
横須賀になじみのある有名人の手形レリーフが ドブ板通りのモールに埋め込まれています。